全国・地元の予選展望 2011(夏の足音)
「激闘の記憶と栄光の記録」へようこそお越しくださいました。

全国・地元の予選展望 2011(夏の足音)の投稿は受付を終了しました(7月16日締切)。

【参考資料】
 東日本編西日本編:都道府県別の勢力図(10年秋季大会〜11年春季大会)
▼皆さんの展望(投稿順に一挙掲載)

[18] 青森大会展望 投稿者:牧場の投手カトリ 投稿日:2011/07/13(Wed) 01:30

管理人さん、みなさん、こんにちは。
未だに佐藤涼平くんの死のショックから立ち直れない岩手県人です。・・・明日から、隣県青森県大会が開催されますので、僭越ながら展望を簡単に記させてください。

【本命】八戸工大一
組み合わせの利もあり、2季連続の夏制覇が俄然現実的に。6月の花巻東との練習試合でも内容的には終始圧倒していた。ここぞの時の守備の綻び、または四死球を気をつければ、相手がどこだろうが引けを取るもんじゃない。三沢との4回戦が鍵。ここで快勝して勢いを付けろ。

【対抗】光星学院、青森山田
この2強の実力を疑うものは、よもや居まい。但し、組み合わせの妙により順々決勝で当たる事に。走行守、全てに抜きん出た全国区の2校だが、イマイチ大舞台でモロさが出るのが歯がゆくてしょうがない。特に光星学院、3回戦の大湊には要注意。この夏の青森は波乱有り、と見る。

【ダークホース】東奥義塾、大湊、弘前聖愛、野辺地
本命・対抗の3校以外の第2グループは20校程度がダンゴ状態。初戦2回戦(恐らく)野辺地と当たる青森山田も、エンジンがかかる前に不覚を取る可能性は大きい。初戦、2戦目と苦労しつつも勝ち抜けた所が、勢いを増して駆け上がる可能性は有ると判断する。

どこも頑張れ!
今年こそ、『雪で閉ざされた分厚い白いカーテン』をみんなでこじ開けよう!!

[17] 西東京大会展望 投稿者:No.38 投稿日:2011/07/08(Fri) 22:54

管理人さん,みなさん,こんばんは。

いよいよ明日,東西東京大会が,明後日には我地元・神奈川大会がプレイボール!そこで,滑り込みでわたしの母校の付属(応援の手伝いをした経験あり)が参加している西東京大会の展望をします。しかし,神奈川ほど知識がないのでそれぞれ一校ずつになるのをご了承ください

【本命】日大三
唯一の三期連続Best8。いや,今シーズン東京では負けなし。明治神宮大会V校。センバツBest4。ここを本命に推さないでどうする,というチームです。他のチームの今年のテーマは『Stop日大三』。しかし,去年もセンバツ準Vの看板を引っ提げて挑んだ夏はBest4止まり。怖いのは隙と奢りか。

【対抗】早稲田実
去年のwinnerは秋春と準々決勝に顔を見せず。しかし,だからこそ不気味なのです。去年の貯金があるとみて【対抗】に推します。

【ダークホース】東亜学園
日大三と同じ山の中からピックアップ。ここも,早実と同じく秋春と準々決勝に顔を見せず。去年は準々決勝では0−1で敗退。ジャイアントキリングをするとしたらここではないかと。

最後になりましたが,佐藤涼平選手のご冥福をお祈りいたします。

[16] 茨城大会展望(夏の足音) 投稿者:ジャム 投稿日:2011/07/06(Wed) 00:02

管理人さん、皆さんこんばんは。そして、ご無沙汰です。

今年は地元茨城も東日本大震災の被害を受け、現に自分も一時は高校野球を応援している場合ではないなと思いました。今なお東北は勿論のこと関東地方では震災の復興作業が進められている中での今年二回目の甲子園大会、そして各地方予選。球児たちの多くも被災した中で行われる今年の大会は去年までとはまったく違った意味で特別な大会になりそうです。地元茨城も含め被災地での高校野球が与える力はまだまだ微々たるものかもしれませんが、少しでも多くの被災者の方々に元気を与えられるような素晴らしいプレーを球児たちには期待したいですね。
前置きが長くなりましたが、というわけで去年自分が投稿しなかったばかりに茨城の展望がついに一つも寄せられなかったことに少々悔いが残っているので自分なりの展望を書かせて頂きます。

【本命】常総学院
名将木内監督80歳最後の夏ということもあり、他校を圧倒する戦力が整いつつある。打では1年時に夏の甲子園を経験する国井、投手陣では滝沢ら3人の豊富な駒を揃えており2年ぶりの夏へ向け隙がない。

【対抗】水城、下妻二
打倒常総にもっとも近い位置にいるのがこの2校。水城は谷井ら強力打線で3季連続の甲子園出場が十分射的圏内で、下妻二は県ナンバーワン右腕の呼び声高い諏訪の投球が上手くはまれば7年ぶり2回目の甲子園が見えてくるだろう。

【ダークホース】水戸葵陵、霞ケ浦、藤代、鹿島学園、土浦日大、鉾田一、波崎
春準優勝の水戸葵陵は春関でも千葉の強豪東海第浦安にコールド勝ちしており、水城に続く2年連続での初出場校となれる可能性は十分。夏秋準優勝の霞ケ浦は今年こそ悲願の夏初出場なるか?藤代も6年ぶりの夏に向け、好投手鵜沢で勝負を賭ける。秋春連続8強の鹿島学園は昨夏から4番を任される辻本を中心とした強力打線が売り。ノーシードでは土浦日大が怖い。鉾田一も東野二世の呼び声高い好投手安達を擁し、古豪復活に期待が懸る。波崎は同市内のライバル波崎柳川の好投手肥後にも投げ勝った有原が軸で台風の目となる可能性は十分だ。
その他、シードの土浦湖北、上記で挙げた波崎柳川、選手個々の能力が高い水戸短大付、悲願の甲子園出場を狙う水戸桜ノ牧なども侮れず、去年の決勝がノーシード同士であったようにどこが飛び出してもおかしくない戦国大会となるのは必至だ。

[15] 群馬大会展望(夏の足音) 投稿者:群馬のムック 投稿日:2011/06/28(Tue) 12:27

 管理人様、皆様こんにちは、いつも楽しく拝見させていただいております。
 今年の群馬は昨年の前橋商のような本命不在で、秋大の4つと春大の4つが全て入れ替わるという近年まれに見る混戦となりそうです。

 【本命】樹徳
 春決勝の前橋商戦は先発した2、3番手投手が前橋商の左打線につかまり、5−10で敗れましたが、春大の全6試合で2ケタ安打を記録した打線は県内屈指。
 関東大会でも埼玉1位校の花咲徳栄に延長でサヨナラ負けしましたが、打撃陣もいい粘りを見せ、2年生エースも大量得点を許さない堅実なピッチングを見せてくれました。
 不安材料は2番手以降の投手と準決・決勝で5失策と乱れた守り。このあたりが夏までに整備されてくれば、平成4年度以来の夏が見えてくると思います。

【対抗】前橋商
 春大で桐生第一、桐生商、樹徳らのシード校を倒し、ノーシードから2年連続の春大制覇となった前橋商躍進の鍵は準々決勝桐生第一戦を3失点完投、準決勝桐生商戦を完封した1年生サウスポー。
 打線は昨夏の甲子園経験者を中心に左をズラリと並べ、決勝では樹徳の2、3番手投手から10得点をあげましたが、左投手をやや苦手としている点と1年生に頼らざるを得ない投手陣が不安なところか。
 順当にいけば左の好投手擁する桐生第一とあたる準々決勝がポイントとなりそう。

 【ダークホース】桐生商・前橋育英・前橋・健大高崎・高崎商
 春大でセンバツ出場の前橋育英を完封した本格派右腕を擁する桐生商は打線がやや非力、センバツ出場の前橋育英は春大で2番手投手にめどは立ったがエースと打線の奮起が春夏連続への最重要ポイント、強力打線の前橋は柱となる投手が不在、足をうまく使って攻める健大高崎も投手陣の強化が重要、高崎商はどこからでも長打が出る打線が春大で制球難から自滅した投手陣をどこまで援護できるか。

[14] 福岡大会展望(夏の足音) 投稿者:明太ぼうや 投稿日:2011/06/26(Sun) 13:31

管理人様、皆様こんにちは

今年も福岡大会展望させてもらいます。県勢として57年ぶりに準優勝した九州国際大付を中心として繰り広げられそうですが、選抜後調子の上がらない九国大付につけいるスキがありそうです。

【本命】九州国際大付

選抜でも全国レベルを証明された三好ー高城の強力バッテリーが攻守の要。打線も三好、高城、平原、安藤、龍、花田と超高校級がズラリと並びスキがない。選抜後2番手投手を育成してきたがまだ育ってないのが課題か。

【対抗】飯塚 福岡工大城東
飯塚は昨夏ベスト4、今春九州大会準優勝の立役者猿渡投手が健在。直球、スライダー、チェンジアップと多彩な投球で打者を手玉に取る。何よりマウンド経験豊富。打線は石田、池松を中心にエンドラン、盗塁を絡め得点する。城東の投手陣は豊富だがエース左腕笠原投手の出来次第。直球を大きなカーブで打者を翻弄する。試合によって波があり投げてみないとわからない。NHK旗九国戦での投球をすれば甲子園も見えてくる。

【ダークホース】東福岡、筑陽学園、久留米商、西短大付、東筑、福岡工、嘉穂東
東福岡は大賀、筑陽は黒川ラフィと好投手を持ちチームの総合力も高い。昨秋九国をあと一歩まで追い詰めた久留米商、東筑、又2年連続を狙う西短にも注目したい。

[13] 長野県大会展望 投稿者:涼風 投稿日:2011/06/21(Tue) 22:23

管理人様、皆様こんばんは。地元の長野県大会を展望したいと思います。
センバツに3年連続代表校が出せず、全国との差が開きつつあるのが残念です。
これといった本命が不在の状態で、この夏は混戦になると予想します。

【本命】佐久長聖
秋、春とも北信越大会へ出場し、安定した強さを発揮しています。右のエース小林と左腕・園田の2本柱が軸。失点はある程度計算できそう。
課題は打線。もともと長打力のある選手が少なく、繋いで得点を稼ぐパターン。4番が1年生である点も不安材料。春の北信越大会でも新潟4位校に抑えられるなど、弱点を露呈してしまった。

【対抗】東京都市大塩尻
こじんまりとしたチームカラーながら、佐久同様安定した戦績を残しています。津山、相原、金子と、計算できる投手を擁し、守りからリズムを作る。課題は試合ごと波のある打線。好投手に対し、どれだけ得点できるかがカギを握りそう。

【ダークホース】長野日大、松本第一、長野商業、東海大三、松商学園、諏訪清陵
本命、対抗とほとんど差がない状態です。むしろこの中から優勝校が出てもおかしくないと思います。
長野日大は左腕・藤綱、平松を擁し、大崩れしない投手陣に魅力。練習試合では県外の強豪とも互角に戦う実力あり。波に乗ると怖いチーム。松本第一は強力打線に魅力。長商は右腕・和田が好投手。東海はスラッガー・高田と190センチの大型エース平沢を擁し、久々の全国を視野に入れる。松商は春の地区予選、初戦敗退の憂き目に遭ったが、実力は高い。エース熊谷の復活次第。諏訪清陵は好投手の左腕・上田に注目。

[12] 福島県大会展望 投稿者:かさご 投稿日:2011/06/21(Tue) 12:22

管理人様、皆様、こんにちは。展望として、地元の福島県を予想したいと思います。
今年は、いろいろ地震の影響、放射能の影響とで大変だと思います。甲子園は、シードが4つになったことで、1チーム以外混戦と見ます。

【本命】聖光学院
県内で負け無し、夏4連覇の聖光学院が、順当に勝ち上がるのではないかと思っています。歳内投手の出来はいまいちなのですが、芳賀投手もいますし、2年生和田投手始め、
下級生にも、実力のある投手がいます。打線では、遠藤選手始め打力のある選手が多いです。

【対抗】光南、日大東北、学法福島、原町
去年2回戦で、1−6と善戦し、主戦で投げた柏村投手が残る光南と、去年森投手が主戦で、佐藤投手が控えだった甲子園出場経験がある日大東北を挙げます。最近力をつけている複数投手擁する学法福島と、昨年ベスト8で、山田投手がいる原町を挙げます。

【ダークホース】小高工、東日本昌平、会津、会津工、須賀川桐陽
ダークホースとしては、シード校を破る存在として、小高工を上げました。一昨年準優勝の東日本昌平、足が速い鈴木光選手がいる会津と、昨年ベスト8の会津工、過去シード校になったことのある須賀川桐陽です。

[11] 神奈川大会展望 投稿者:シロイルカ 投稿日:2011/06/21(Tue) 04:39

管理人様、皆さま、こんばんは。神奈川大会はすでに他の方も出されていますが、地元神奈川の展望を出してみたいと思います。
今年の神奈川で甲子園を狙えるのは4校と見ます。

【本命】東海大相模
センバツ優勝後、県大会4回戦で戸塚に敗れ、関東大会も初戦敗退と調子を落としていましたが、渡辺、臼田、田中、佐藤、菅野と続く打線は足もあり、長打力ありと県内では1番の打線です。不安は投手力です。センバツでは継投がうまくはまりましたが、相手打線によっては序盤から打ち込る展開になることも考えられます。それでもやはり優勝候補筆頭です。

【対抗】桐蔭学園
東海とは反対に、左の内海、右の藤岡と140キロを超える2枚看板は県内屈指の投手陣です。伝統的に鍛えられた守備と走塁も健在です。不安は打線が力強さに欠けることです。新チーム結成時には昨夏の経験者が投打の中心を固め優勝候補と言われていました。夏の巻き返しに期待です。

【ダークホース】慶応、横浜
春の県大会優勝の慶応は、好投手三宮と主砲谷田という投打の軸がしっかりしています。前評判どおり勝ち進めば5回戦で桐光学園、準決勝で桐蔭学園、決勝では東海大相模、横浜の勝者と続く夏の連戦になります。三宮をどれだけ万全の体調で投げさせられるか他の投手陣がカギを握ります。秋の県大会優勝の横浜は昨夏活躍した斎藤、秋に活躍した山内が次の大会では不調で投げられていません。2年生中心の若いチームですが、渡辺監督、小倉コーチのコンビは夏にはきっちり仕上げてくるので巻き返しに期待です。

[10] 奈良大会展望 投稿者:明石のフクロウ 投稿日:2011/06/20(Mon) 21:00

管理人様、皆様こんばんは。管理人様、自分がわかる範囲限りでなんとか展望を探していきたいと思いますので、よろしくお願いします。サイトを見ている皆様も今夏の有力校の戦力図をこれで参考にしてもらえればうれしい限りです。
ということで昨日に続いてもう一つ展望を出してみたいと思います。私の住む近畿地区から奈良大会を見てみたいと思います。

【本命】天理
 当然といってもいい大本命の名門です。現在5期連続出場中で、夏3連覇を狙う戦力、大舞台での経験とすべてが充実しており、隙がありません。
最速148キロ右腕西口、2年生の技巧派左腕中谷と柱の投手が安定。昨年にくらべ打線は威力が劣るものの、3季甲子園を経験した伊達、長谷川の中軸が確実に結果をだしてきます。だがこのチームの穴こそが打線で、昨年秋智弁学園エース青山、今春2回戦の北海エース玉熊と好投手を擁するチームに完封負けを喫するなど攻撃が淡泊になりがちなところがあるのでそれをどう克服するかかカギ。

【対抗】智弁学園
 打倒天理を推すとすれば県内では確実のこのチームです。私の住む近畿地区ではあの報徳のエース田村と対を成すといわれるほどの好投手がいます。最速144キロの右腕青山。打撃でも天理相手に本塁打を放つなど非凡な野球センスを持っています。課題は青山に続く投手か。一方の打線は青山以外にも長打力があるメンバーがおり、1年夏からレギュラーの大西、2年生の主砲格中道と打線が強力のため、いかに投手が試合を作れるかがポイント。

【ダークホース】郡山、関西中央
 ここ10年間は夏は何と天理、智弁学園しか奈良県勢は甲子園に出ていません。
この私学2強の牙城を打ち崩す公立のダークホースはこの2校と思われます。
その奈良県の公立勢の先頭を行く強豪郡山は技巧派木下、速球派木村とタイプの違う2枚の左腕を攻守の要で捕手兼外野手の赤熊がリード。昨夏県大会1回戦負けから昨秋4強、春準優勝と盛り返し、00年以来の夏を狙う。
 その公立勢の中での新興勢力になりつつあるのが関西中央。09年秋近畿大会初出場、今春は県4強とチーム力がアップしつつある。今年は安定感のあるエース坂田を堅い守りの守備陣が援護する接戦に力を発揮するチーム。私学2強を突き崩すことができるか楽しみなチームである。

[9] 京都大会展望 投稿者:明石のフクロウ 投稿日:2011/06/19(Sun) 23:01

管理人様、皆様今晩は。いよいよ沖縄大会開幕で熱戦が始まりました。
僭越ながら、去年なかった展望のなかで近畿地区から2つ見てみたいと思います。
まずは京都大会からです。兵庫同様、混戦模様でいいチームがそろっています。

【本命】福知山成美、京都外大西
 2年連続して不祥事により(去年は夏もでられず)公式戦から姿を消した福知山成美。唯一の甲子園のチャンスを狙う3年生たちが夏の一発勝負に賭けています。その中心にいるのがチーム歴代ナンバー1の選手と呼ばれプロのスカウトがマークしている走攻守そろった桑原。制球のいいエース津田、サイドから投げる後藤の投手陣、主軸を担う奥田や西田ら2年生たちも台頭し強豪復活なるか。
 昨夏代表の京都外大西は当時の2年生レギュラーが7人残っており経験がある。戦力も去年より上で、特に投手力が増した。昨夏先発マウンドを経験したエース兼主将の左腕佐藤が健在で、これに2年生の140キロ超の速球派右腕松岡、春の大会で頭角を現した左腕瀬口が続きます。去年秋2位、春県4強ですが、あとは優勝を狙うのみです。

【対抗】立命館宇治、龍谷大平安
 まずは立命館宇治。去年のセンバツ時のエース川部、リードオフマン土肥、サード古川が残っているも、川部がひじの手術をしたため、それに代わる投手として同じ左腕の福本を軸に春の府大会を制した。川部と同じタイプの左腕でスタミナが武器。2年生の西垣らの投手陣がどこまで頑張れるか。打線は土肥、古川を軸に攻撃するがバントに難があり、これを克服すれば得点力は向上するだろう。
 次に龍谷大平安。夏の名門は公式戦でやや精彩を欠くものの、大型2年生バッテリーの田村-高橋が軸。田村はサイドスローながら184センチ、78キロの体格から繰り出される140キロを超す直球、高橋は足が速く強肩強打を誇り名門の4番を2年生ながら打つ。あとは3年生たちの意地がどこまで発揮されるかにかかる。

【ダークホース】京都成章、塔南、京都翔英、東山
 センバツ出場の京都成章はエース西野、リリーフ柳尾と投手力があるもそれを生かした守備と走力が向上できるか。秋初優勝、春4強の塔南はプロ注目の大型捕手駒月が攻守の要。駒月はリード面で多彩な球種を持つエース粟津を立て、バッテリーで勝負するチーム。昨夏府大会準優勝京都翔英は中本-仲川のバッテリーがそのまま残り、期待の1年生スラッガー榎本(投手でも136キロ)、山口の加入で悲願の甲子園を狙う。
東山も制球力抜群のエース並川、2年生山口の投手陣で守り勝つ。

[8] 夏の足音2011(広島大会展望) 投稿者:とおるちゃん 投稿日:2011/06/19(Sun) 15:02

管理人さん、こちらの掲示板をご覧の皆さんこんにちは。そしてお久しぶりです。

今年はこれまでとは違い、大会が始まるともしかしたら違和感があると思われます。ですが、そういうことは関係なしに大会が盛り上がればと思っています。

私は出身地である広島県の予想をさせていただきます。今年の広島は確実な本命がおらず混戦が予想されます。

【本命】総合技術
選抜を経験し、そのまま春を制したこの高校が本命と考えられます。当初からも武器である走力は健在。投手も履正社を2点に抑えた伊田を中心に豊富です。あとは攻撃陣に爆発力が加われば、春夏連続の甲子園が濃厚といえそうです。

【対抗】広島国際学院
本来なら広陵、広島商といいたいところでしょうが、あえて秋に好成績を収め選抜補欠となったここを。その原動力は2年右腕・今井。選抜の選考会でも名前が上がった140キロ右腕を攻撃陣が強力な援護をすれば、悲願の初の甲子園も見えてくると思います。

【ダークホース】
監督交代後、春の準優勝まで来た山陽は強打のチーム。秋を制した尾道も虎視眈々と初出場を狙います。また甲子園で戦えるレベルの高校が多く、崇徳、如水館も有力候補。公立校では呉宮原や市立呉、賀茂、そして県北の広島新庄、吉田といったところも侮れません。

混戦である以上、広陵、広島商業はダークホースへは含みませんでしたがもちろん有力候補です。

夏の初出場校は2000年の瀬戸内以来でておらず、今年初出場校が出場するかも注目点でしょう(春夏合わせるとこの春の総合技術に続きとなる)。新星の登場を楽しみにしつつ、盛り上がれる選手が出ることを期待したいです。

[7] 三重大会展望 投稿者:ドッキー 投稿日:2011/06/19(Sun) 13:49

管理人の藤村さん、みなさん、こんにちは。
いよいよ今年も夏の戦いが始まりました。今年は震災で東日本が被害を受け、まだ満足に野球ができない球児がたくさんいます。それでも大会が開催されることに感謝し、悔いの残らないよう全力でプレーしてほしいと思います。そして僕たち大人は高校球児たちが全力で野球ができるように、陰ながら支えていきましょう。
まだ三重大会の組み合わせは決まっていませんが、展望をさせていただきます。

【本命】菰野
今年の三重大会の圧倒的な優勝候補です。今年の菰野の投手陣は豊富です。春の県大会決勝では6人の投手が登板し、いなべ総合に勝利し優勝しました。東海大会1回戦も4人が、準決勝でも5人が登板しました。しかも春の県大会、春季東海大会にはエースの方田投手はケガで登板していません。それでもエース不在で東海大会ベスト4の成績を残した投手陣の力は本物。エース方田投手が復活すればもう敵無しかもしれません。

【対抗】いなべ総合、三重
昨年の甲子園出場校です。総合力では菰野に劣りますが、小柄ながらエースで4番の岡部投手、3番の水谷選手がチームを引っ張ります。今年の春季東海大会は菰野と共にベスト4に残りました。大垣商に9回に大逆転され敗れましたが、夏までには修正してくれることを期待しています。自分の母校でもありますので、三重大会連覇、2年連続の甲子園出場を!
三重高校は毎年安定した戦力を整えてきます。今年も例外ではありません。昨年秋の東海大会では準決勝で敗れ、惜しくもセンバツ出場を逃しました。春の県大会でもいなべ総合と延長14回の死闘を繰り広げました。今年の三重大会は菰野やいなべ総合の2強ですが、この2強を倒す可能性が一番高いのは三重高校でしょう。

【ダークホース】近大高専、津東、桑名工、皇学館、白子、宇治山田商
好投手を擁する近大高専・津東、近年力をつけている桑名工・皇学館・白子、昨年まさかの初戦敗退で今年雪辱に燃える宇治山田商はやはり不気味な存在。皇学館はシードですが、それ以外はノーシード。組み合わせ次第では序盤で有力校と激突する可能性があるので、組み合わせ抽選が行われる6月24日が楽しみです。

[6] 埼玉大会展望(夏の足音) 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2011/06/19(Sun) 11:47

皆さん、こんにちは。
東東京・西東京・千葉・鹿児島の組み合わせも決まりました。
夏の足音はいよいよ近づいています。ということで、地元埼玉の県大会を展望してみます。

【本命】春日部共栄
個人的見解としてはズバリ本命不在ですが、組み合わせ抽選の結果も踏まえて、春日部共栄が甲子園に一番近いところに来ていると見ます。エース竹崎を中心とした守りの野球が身上で、打線に破壊力がない分、1点ずつを大事に積み重ねていく野球で接戦をものにするのが勝ちパターン。県内屈指の実力校ながら、最近は浦和学院の陰に隠れ前評判は決して高くないですが、選手層の厚さがこのチームの強みです。秋の決勝で完封負けを喫した宿敵とのリベンジマッチは、やはり夏の決勝という大舞台が相応しいでしょう。6年ぶりの甲子園出場へ期待が膨らみます。

【対抗】浦和学院、花咲徳栄
秋の関東王者でセンバツ出場も経験した浦和学院をあえて対抗に据えます。日高・沼田を主軸とする打線は得点力があり、右腕佐藤が本来の投球をすれば、総合力があるチームだけに頂点は見えてきます。しかし、関東大会で神奈川2強の東海大相模と横浜を連破したときをピークにチーム力が下降線を辿った結果、まさかのDシード。大会の序盤・中盤でもたついていると他校が付け入る隙は充分にあると見ます。一方で、過度の期待を背負わない今の位置が逆に良い結果を生むという説もあったり、なかったり。
春の県大会覇者・花咲徳栄に一番勢いを感じます。昨秋の県大会初戦敗退をバネにチームを立て直しました。10年ぶり夏の代表権獲得に向けて視界は良好。チームに派手さはありませんが、機動力野球が本領を発揮すると他校にとってはとても厄介な対戦相手となります。

【ダークホース】上尾、市川口、鷲宮、浦和実、埼玉栄、本庄一、聖望学園
公立勢の注目株として上尾、市川口、鷲宮の3校を挙げたいと思います。春の県大会準優勝でAシード入りした古豪上尾は、伊藤の復調次第で27年ぶりの甲子園も視野に上位進出を狙います。Cシードで総合力のある市川口は組み合わせにもやや恵まれた感があり、ゾーン内では花咲徳栄の対抗として侮れない存在になりそう。昨秋県3位の鷲宮もゾーン的に好位置につけており、期待の増渕弟を擁して上位をうかがいます。
私学のダークホース代表格がBシードの浦和実。近年着実に力をつけ、甲子園へあと一歩のところまで来ています。今年度も秋春ともに4強進出と安定感は抜群で、壁を破る大きなチャンス到来。さらに、Dシードの埼玉栄をはじめ、昨夏代表校でノーシードの本庄一、同じくノーシードの聖望学園といった実力校がキッチリ仕上げてくると、上位争いはますます面白い展開になることが期待されます。

[5] 神奈川大会展望 投稿者:konny 投稿日:2011/06/19(Sun) 00:05

管理人さま、皆さま、こんばんは。今年も激戦区神奈川大会の展望を書かせていただきます。技術的なことは素人ですのでご了承ください。

【本命】東海大相模
センバツ覇者の東海大相模をまずは挙げないわけにはまいりません。長年悩まされた夏の壁も昨年突破して、万全を期します。強豪ひしめく神奈川とはいえ、センバツで見せた強力打線が調子に乗れば2連覇の可能性は十分。

【対抗】横浜
センバツ出場校であり、神奈川球界の盟主的存在の横浜は投手陣が本来の力を発揮できれば、ソツのない試合運びなど、総合力では東海大相模にもひけをとりません。

【ダークホース】慶応義塾、桐蔭学園、桐光学園、横浜商大、横浜創学館
慶応義塾はエース三宮を中心とし戦力は充実。桐蔭学園、桐光学園も試合巧者で接線に強い。横浜商大、横浜創学館は打線ではずみをつけたいところ。

このほか、日大藤沢、横浜隼人、春準優勝の向上、春にほぼベストメンバーの東海大相模を破った好投手水上擁する戸塚にも注目が集まります。
組み合わせでは5回戦で早くも東海大相模と横浜がぶつかる可能性があるなど、波乱含みの様相を呈し、公立校にも上位進出のチャンスがあり、今年も熱い戦いが期待できます。

[4] 岩手県大会展望(夏の足音) 投稿者:牧場の投手カトリ 投稿日:2011/06/18(Sat) 03:25

管理人さん、皆さんこんにちは。

【本命】花巻東
文句無し、ダントツ、県内では頭ふたつ図抜けている。2年生主体の“未完成”なチームにしてこの底力は何だ!?一部では大谷のワンマンチームなんて囁かれているが、オイオイ花巻東の試合をホントに見た事あるの?正確には『大谷、太田、杉田のスリーメンチーム』だよ。その3人の“主役”を囲むセンス抜群の左打ちが多い2年生達と、体の大きい潜在能力に優れた右打ちの3年生達。猿川(弟)に脱皮の兆しあり。彼が7番で存在感を主張出来ると、花巻東の“羽化”が完成する。投手陣は2番手に佐々木毅が急成長、変速左腕・穀田が脇を固めれば、無理して猿川、厚楽、杉田と言った未知数の3年生の“兼任投手”に頼らなくても良い。(個人的には杉田の伸びやかなマウンド姿を見たいけれど)1年生投手、右・岸里、左・中里のどちらかが早々のブレイクを見せたら、『県内敵無し、全国でも上位候補』だね!

【対抗】盛岡大付属、水沢
盛岡大付属は総合力で花巻東に次ぎ、完成度では花巻東に勝る。(この関係は2年前の『黄金世代』の夏と同様)エース館下と酒井・佐藤を中心とした打撃陣の破壊力は昨年センバツ出場を果たしたチームを上回る。対花巻東勝利へのカギは左腕・斎藤、出口の成長だ。
水沢は左腕・佐々木の急成長が楽しみ。右腕:菅原とのコンビは県内随一。夏までもうヒト伸びあれば、左打者偏重の花巻東が“不覚”を取る可能性は大。野手陣も派手さは無いが、春季大会で花巻東を最も苦しめた岩泉に似て、しっかりした小さく強いスイングと破綻の無い守備を誇る。

【ダークホース】一関一、大船渡、水沢工、岩泉、大東
一関一は長身右腕・千葉、大船渡は及川・上野の右腕コンビの投手力に期待。
水沢工は変則右腕・高橋の気迫の投球に賭けろ。岩泉は花巻東・大谷も求める『強いチーム』エース・工藤、左腕・熊谷のコンビは大崩れしない。大東は県南・東磐井の星☆強打だけじゃない、しっかり守れる守備も自慢だ。

この夏のキーワードは『花巻東を苦しめる左腕』と『シード権を持たない私学強豪』だ。『盛岡中央』『一関学院』は本当は準対抗、『専大北上』や『盛岡一(公立だけど)』だって、ダークホースなんて言ったら失礼でしょ?ほか、『盛岡三』や『久慈東』などの実力校がどの“山”に入るかがポイント。何れにしても、『感謝の夏』大会です!

[3] 神奈川大会展望 投稿者:No.38 投稿日:2011/06/17(Fri) 17:03

管理人さん,みなさん,こんにちは。おらがふるさとの展望,初投稿です。

【本命】向上
春決勝戦で5−13と敗れてしまいましたが,ここを本命に推します。初関東の勢いで“初全国”へ!高橋デカ−大塚のバッテリーでも掴めなかった頂点を掴むために突っ走るでしょう。

【対抗】慶応,横浜
他の第1シード勢も黙ってはいないでしょう。この2校は暖簾で勝てますから。

【ダークホース】戸塚,東海大相模,藤沢西,平塚学園,ノーシード私学勢
 ダークホース1番手には戸塚を推します。東海大相模を撃破し「俺たちもやれる」となっているはずです。
 その戸塚に敗れ第3シードに甘んじてしまったセンバツV校をあえてこの位置に置きます。順当に行けば5回戦が横浜戦になります。
 西高は好投手・好チームを作ってポコッと勝ち上がってくる危険なチームです。涌井投手に注目!
 平学も“13年ぶり”を狙えると思います。向上同じゾーンで,5回戦で激突か。
 今年は横浜商大高,日大藤沢,横浜隼人,相洋といったところがノーシードに回りました。ここら辺は何を仕出かすか分かりません。日大藤沢はノーシードVの経験校でもあります。
 もう1校の第1シード・厚木北はやや厳しいか。

 多分に身贔屓が入っていますがデータに基づいた結果です。身贔屓100%だったら【本命】は藤沢総合です(笑) 因みに軟式は

【本命】法政二(春県Vに続き関東V)
【対抗】横浜商(夏秋連覇は伊達じゃない。春も根性で関東進出)
    横浜創学館(弟子投手に注目。悲願なるか)
【ダークホース】桐蔭学園(ここは,なんだかんだできっちりと作ってくる)

といったところでしょうか。

[2] 兵庫大会展望 投稿者:明石のフクロウ 投稿日:2011/06/17(Fri) 13:58

 皆様こんにちは。いよいよ夏の大会が始まるということで私も早速地元兵庫県大会の展望を見てみたいと思います。

【本命】報徳学園
 昨年夏4強、今春センバツ出場の報徳学園が今夏も候補の筆頭であるといえるでしょう。去年1年生ながら4強進出の原動力となり、2年生になったエース田村が健在で、しかも同学年の左腕大力も成長し捕手の佐渡友、3塁池田、遊撃永岡が主力3年生の故障でセンバツでクリーンアップに入るなど下級生に強い選手もおり、昨年夏から4番に座る越井勇もいる打線は県でもトップレベルで隙がありません。春先から不調の田村の復調と、故障している主力3年生の復帰がチームのカギを握ります。

【対抗】加古川北、東洋大姫路、神戸国際大付、明石商
 報徳学園と2強を形成するという神戸国際大付がまず対抗1番手だとおもいます。昨年センバツを経験した主将で高校通算30本超の主将田中と、エース左腕大川が残っており、打力のある寺田、石井、北沢と、守りの要で大川をリードする安積とタレントぞろいですが、あとは公式戦での結果だけというチームです。悲願の夏出場を狙います。
 センバツ8強の加古川北は緩急自在のエース井上に続く投手が課題ですが、2年生の西嶋の成長があり、得意とする機動力を発揮すれば2度目の夏も見えてくるでしょう。
 2008年の夏県大会初戦敗退を境にここ最近の公式戦であまりいいところがない東洋大姫路ですが、前監督だった藤田氏が今年1月に復帰し、藤田監督が今まで見た中で1番という好投手を擁しています。今季県ナンバーワンと呼ばれ最速147キロを記録した右腕の原投手です。春の県大会で加古川北から12奪三振を記録し、県3位に貢献しました。課題は打線ですが、うまくかみ合えば5年ぶりの夏も視野に入ってくるでしょう。
 春の県大会初優勝、近畿大会4強の明石商は潜在能力が高い142キロ右腕横山、ゲームメイクを計算できる尾崎、作元と投手陣が豊富で、それを援護する打線も長崎、巻木を中心とした勝負強さが光ります。また監督を務める狭間善徳氏は名門明徳義塾中を4度の全国制覇に導き、高校でも馬淵監督のもとでコーチとして教えを受けた経歴があり、文武両道をモットーとした指導を見る限り今春の県優勝は決して偶然ではないといえます。明石市からの出場校は昭和62年の明石高の春夏連続出場以来甲子園の出場がなく、24年ぶりの快挙を狙えるには十分な戦力です。

【ダークホース】社、神港学園、市川、武庫之荘総合
 今夏のダークホースとしてこれらを挙げてみました。
まず春準優勝の社は報徳学園を4安打1失点完投で下したエース左腕阿比留を擁し、控え投手に小寺、山内と充実した投手陣が売りで、大会中チーム内にインフルエンザが蔓延しクリーンアップを欠いている中での準優勝は層の厚さを感じるものがあります。
神港学園は通算94本塁打を記録した伊藤が抜けたものの、2年生スラッガー山本がそのすぐ後に4番に入り、早くも伊藤の再来と呼ばれて5月末で39本の通算本塁打数となっています。
昨夏県準優勝市川は遠藤、野崎の継投と守備で夏の切符を狙い、2007年春以来の出場なるか。春4強で神戸国際大付相手に善戦したサイド右腕吉村でダークホース的な旋風を巻き起こす武庫之荘総合も侮れません。

ほかにも打力がある育英、滝川ニ、関西学院。洲本など実績十分の強豪高がひしめき、今年も兵庫県は本命不在といわれており(平成に入って夏を連続して制覇したのは報徳学園だけ)全国でも激戦区の一つとして知られる兵庫県の夏は長く厳しいものになるでしょう。

[1] 和歌山大会展望 投稿者:8392 投稿日:2011/06/16(Thu) 01:18

管理人さん皆さん、こんにちは

早速和歌山大会の展望です。

【本命】智弁和歌山、箕島
センバツ出場の智弁和歌山、春優勝の箕島が頭ひとつ抜けています。
智弁和歌山は主軸の怪我や不振で春は決勝で敗れたものの、本命はゆるぎないです。投手はセンバツで活躍した青木を軸にエースの上野山、2年生蔭地野、4番を打つ宮川、他にも佐渡戦で登板した古田や1年生を絡め、層が厚い。特に青木は秋から夏にかけて大きく成長し、先日の高知商戦でノーヒットノーランを記録するなど。野手陣は道端が不振ながら、宮川、小笠原、山本、主将の中村、2年生嶌や1年生にも等、下級生も実践経験を積み5季連続、夏は7年連続の甲子園に向け準備は万端。
その智弁和歌山を春県大会で敗った箕島は羽端、川口両投手と二人をリードする中谷を中心に守り勝つチームも近畿大会初戦の大商大堺戦では川口が乱れ、両校二桁失点するなど隙がない訳ではない。更に智弁和歌山以外で春夏県大会連覇は1984年の箕島以降なく、又センバツ出場した2009年の様に初戦で散る可能性も。

【対抗】和歌山商、向陽、和歌山工、市和歌山
昨秋近畿大会出場の和歌山商は西村、釘貫の両腕次第とも言える。また2年生レギュラーも多いため来年も上位を狙えそう。
向陽は春4強も新人戦は初戦(箕島)、一次予選は3回戦(紀央館)で敗戦と春は勢いで勝ち進んだイメージ。昨年は藤田投手を擁し甲子園に進出しましたが今年は東山投手が軸。
和歌山工も昨秋近畿大会出場も今春は3回戦で伊都にコールド負け。玉井→崎浜の継投がはまれば上位進出も。
市和歌山は昨秋新人戦で智弁和歌山を破り優勝。4番の安陵や2年生エース上は注目。伝統の機動力も絡めれば新人戦の再現も。

【ダークホース】伊都、那賀、笠田、南部、近大新宮、日高、南部龍神
伊都、那賀、笠田、近大新宮は昨秋8強(那賀は4強)。南部は今春4強で今夏シード。日高、南部龍神は好投手を擁する。
伊都は和歌山工にコールド勝ちするなど秋には貧打と思われていた打線は冬を越えレベルアップ。笠田は昨年智弁和歌山を9回2死まで追い詰めた。近大新宮は南紀リーグ優勝。南部龍神は同準優勝。