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甲子園大会の名勝負を全イニングのスコアシート(記録詳細)を再現しながら甲子園戦法やベンチの采配についてひも解いてみようという企画です。実際に観戦しているイメージで想像力を膨らませていただくと、2倍楽しめるかも知れません。
2004年(平成16年) 12月19日: 最終更新

私が選ぶ名勝負ベスト5からリアルタイムで見た上位3ゲームをプレイバックしたい。第4位は平成10年(1998年)の選手権大会から準々決勝・第1試合「横浜×PL学園」。手始めに最も記憶に新しいこの対決について戦法や両軍の采配を詳しく取り上げてみた。第3位は昭和54年(1979年)の選手権大会3回戦・第4試合「星稜×箕島」。奇跡、ドラマとして語り継がれるこの名勝負を第2弾として公開。そして第1位は昭和44年(1969年)の選手権大会決勝「松山商×三沢」。戦後スポーツ史の奇跡とされる決勝戦を、40年近い年月をさかのぼってプレイバックした。

なお、第2位の「中京商×明石中」と第5位の「徳島商×魚津」については、実際に試合を見ていない上に手元に詳細のスコアシートがないので、簡単な紹介にとどめたい。図らずもベスト5がすべて延長戦になってしまったが、投手を中心とした守りの野球こそが高校野球の真骨頂であり、筆者が無類の投手贔屓であることに起因することはお許し願いたい。人によって、世代によってそれぞれ“心に残る名勝負”あるいは“名場面”は異なって当然。ここに紹介できない数々の名勝負については、ぜひ読者の皆さんひとりひとりの激闘の記憶として語り継いでいただきたい。

それでは[松山商×三沢][星稜×箕島][横浜対PL学園]戦からプレイバックしてみたい試合のスコアシートをクリック!!

第1位
松山商×三沢

04年12月19日公開
第2位
中京商×明石中

(未公開)
昭和8年(1933年)選手権大会の準決勝「中京商×明石中」は球史に残る伝説の名勝負。0−0で史上最長の延長25回、決着がつくまで続いた。当時は、引き分けという大会規定がなかったのだ。吉田正男・中田武雄ともに一人で投げ抜いている。最後の二ゴロをバックホームした明石中の嘉藤栄吉氏は2003年夏の兵庫県大会の始球式をつとめた。
名投手百選「吉田正男・大車輪編」にこの試合の詳細記事あり。
第3位
星稜×箕島

04年2月20日公開
第4位
横浜×PL学園

04年1月18日公開
第5位
徳島商×魚津

(未公開)
昭和33年(1958年)選手権大会の準々決勝「徳島商×魚津」戦は、史上初の延長18回引き分け。板東英二・村椿輝雄の息詰まる投手戦は互いに譲らず36個のゼロ行進。翌日、再試合が行われている。板東英二氏はタレント・俳優として活躍中。魚津戦の一試合25奪三振と大会通算の83奪三振は、半世紀近くを経た現在も甲子園史上最多記録である。
名投手百選「板東英二・夏の奪三振王編」にこの試合の詳細記事あり。

▼テーマ別「名勝負」コーナーのご紹介
なお、名勝負シリーズはテーマ別に豊富なコンテンツを用意してあります。「世紀の逆転劇」や「激闘・延長戦」、そして“名勝負には名投手あり”ということで「名投手百選」にもイニングスコア付きで名勝負の数々を紹介しています。そちらも是非ご参考ください。

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